私はずっとmoonのライトをメインに使っております。かなりコスパが高く気に入っております。
ちょっと重量があるので、ちょっとでも軽くしたい方へはあまりオススメできませんが。
ですが、全体的に見るとCATEYEが多いなという印象がだいぶ強めです。
各ブランドの中でも様々なライトが存在してますね。
私はmoon METEOR VORTEX PROの旧型。1100lmのものを好んで使用しております。
現行品は1300lmへパワーアップしているみたいですね。
https://moon-sports.jp/f-light-meteor-vortex-pro-2021.html
ご使用者様が多いとことなると、CATEYEのVOLT400や800、GVOLT70なんかも評価高くなってるのではないでしょうか?
https://www.cateye.com/jp/products/headlights/HL-EL465RC/
(今はNEOに切り替わっているんですかね??)
そんな中でよく出会うシーンとして、実店舗に来たはいいがライトが思ったより高くて予算がライトまで回らない方。結構いらっしゃるのではないでしょうか?
わかります。
高コスパと言われたGIANTのCONTENDシリーズも10万円を大きく超え、FARNAやSCULTURAなんかも一桁万円台では買えなくなりました。
なので、「ライトは別で買います」とおっしゃられる。
もちろん、それは全然いいと思います。
しかし!!
それで付けられてるのはVOLT400??
いいえ
AMPP130??
いいえ!!
そんなちゃんとしたものが付いてるケースはマジでごく稀です!!!
高確率でコレです!!(私の経験談)
ここ1ヶ月で100本くらい見た気がします。
ですがコレ、裏面を見ると
およ?
※このライトは補助灯としての使用に限定してください。道路交通法上で求められる前照灯の光度ではありません。
と記されております。
じゃあ、アカンやんと
うん、あかんで
ちなみにこないだ「要らんから捨てといて」と言われたライトもこれでしたね。
道路交通法の灯火について
道路交通法においては以下のように制定されております。
道路交通法 第五十二条
・車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下、この条及び第六十三条の九第二項において同じ)道路にあるときは法令で定めるところにより前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなれければならない。
政令で定める場合においては夜間以外の時間にあっても同様とする。
らしいです。
まぁ、要は夜と暗いところはライト点けろよ〜ってことですね。
さらに
道路交通法 第十八条 (道路にある場合の灯火)において
車両等は法第五十二条第一項前段の規定により、夜間、道路を通行するとき(高速自動車国道及び自動車専用道路においては前方二百メートル、その他の道路においては前方五十メートルまで明りように見える程度に、照明が行われているトンネルを通行する場合を除く)は次の各号に掲げる区分に従い、それぞれ該当各号に定める灯火をつけなければならない。
五 軽車両 公安委員会が定める灯火
と制定されております。
「いや、軽車両の決め方テキトーじゃないか?」と私は思いました。
一度そこはおいとくとして
ライトの光量などは条例で制定されており、各都道府県によって少しずつ差が出てきます。
今回は滋賀で確認してみましょう。
滋賀の条例に定められるライト
滋賀県の条例で軽車両の灯火においては以下のように定められております。
第11条 令第18条第1項第5号の規定により軽車両(牛馬を除く、以下この条において同じ)がつけなければならない灯火は、次の各号に掲げるものとする。ただし、反射機材を備えつけている場合は、第3号に掲げる灯火を要しない。
(1)灯火の色が白色または淡黄色で、夜間前方10メートルの距離にある交通上の障害物を確認することができる性能を有する前照灯。
(2)前号の場合において、自転車に設ける発電装置式のものにあっては、その主光軸は前方15メートルにおいて、地面からの高さが0.5メートルを超えないものとする。
(3)灯火の色が橙色または赤色で、夜間後方100メートルの距離から点灯を確認することができる性能を有する尾灯。
2.前項ただし書の規定による反射器材の反射光の色は橙色または赤色であり、かつ、軽車両に備え付けた場合において、夜間後方100メートルの距離から道路運送車両の保安基準(昭和26年運輸省令第67号)第32条、第2項の基準に適合する前照灯で照射したときに、その反射光を反射位置から容易に確認できるものとする。
とあります。
色と明るさについて要約すると
前照灯は、白色または淡黄色で夜間前方10メートルの距離にある、交通上の障害物を確認することができるものであること。
尾灯は橙色または赤色で、夜間後方100メートルの距離から点灯を確認することができるもの。
となっております。
これを見た時、10メートルって割と遠く感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、割とすぐの距離なんです。
自転車の平均速度を15km/hと仮定すると、わずか2.4秒しか無いんです!
ちなみに陸上男子100mの世界記録を持っているウサイン・ボルト選手の9.58秒を出した時のスタートの反応タイムが0.14秒なので、2.4秒の中で反応からブレーキを握り始め、完全制動まで対応しないといけないと考えると、非現実的またはギリギリな範囲ですよね。
なので安全に走れるように明るいライトは必要になります。
でも、そんなにライトにおける差ってあるの?と思われるんじゃ無いでしょうか?
百聞は一見にしかず。
100均のライトとMETEOR VORTEX PROの灯火比較をしてみましょう。
まずは100均
まぁ、見えなくはないくらいですね。
次いでMETEOR VORTEX PRO
マジで違いすぎる。
この差を見てどうでしょう?
確かに1枚目の100均ライトも、一見しっかりと照らしてくれているように見えるかもしれませんが、木の色と後ろの家の視認性が明らかに違いますよね。
ちなみに正面から見るとこの差。
ヤバすぎる…
これは事故の回避率に直結してくると言っても過言では無いと言えるでしょう。
私が言いたいのはただ一つ。
「明るいライトはいいぞぉ〜」
〜おまけ〜
みなさんに使用してるライトの明るさを聞いてみると
いいっすね〜