【油ッ!!】そこにオイルはアカンて!!

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これはデュラグリス?プレミアムグリス?

 

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https://online.ysroad.co.jp/shop/g/g4524667145653/

 

どちらで呼ぶ派ですか?

 

私はずっとプレミアムグリス派ですね。

ただの偏見ですけど、私が自転車業界に入った2018年より大きく前から業界にいらっしゃる方はデュラグリス。それ以降はプレミアムグリス。そのように呼んでおられるイメージがあります。

特にデータはないです。

 

そのグリスなんですが、まさかチェーンに塗ってないですよね?

以前にチェーンに551で…

 

ちゃうわ、551は蓬莱や。食いてえ!!

 

5-56ですね。すんません。

5-56でお馴染みの呉のグリススプレーをチェーンにかけて地獄絵図みたいに固まったチェーンの修理をした事があったのですが、その時はディレーラー周りも凄まじいことになってたはずですね。

数年前やから記憶が曖昧で…

 

では、グリスはどこに使用するのがベストなのでしょうか?

 

オイルとグリスって何が違うん?

 

そもそもオイルとグリスの違いを説明できますか?

この2つって理解できていないと結構こんがらがる内容ですが、しっかりと理解ができれば完全に別物であることが容易にわかると思います。

 

てか、分かります。

 

落花生と天童よしみくらい違います。

 

では、まずグリスを見てみましょう。

これですね。

 

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くっそ汚ねぇなおい

 

これが先ほど少し話したプレミアムグリスです。

以降プレミアムグリスで進めます。油断するとデュラグリスが出てきます。 

 

このグリスに関しては下記のような性能を持っております。

 

耐水性・耐圧性・耐熱性に優れ、BB・ハブ・ヘッドセット・ペダル・ベアリング等の駆動部に幅広く使用できます。
 
 自転車専用に開発された最高級専用グリス。

耐水性・耐圧性・耐熱性に優れ抜群の耐久力を誇ります。

低粘度で、樹脂やゴム等にも影響なく、BB・ハブ・ヘッドセット・ペダル・ベアリング等、幅広く使用できます。

 

らしいです。

 

ですが、確かにどこの自転車屋に行ってもテックコーナーにはほぼ確実に置いてますね。

これともう一つ見たらわかるやっすいグリスが置いてあるイメージがあります。

 

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そして、そんなグリスに対して(?)オイルですね。

これがオイルです。

 

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まぁ、オイルも多々種類があるので「オイルだからこうである」と言うのは時期尚早であると感じます。

普段は私はこればっかりですね。

 

https://weldtite.jp/tf2-performance-lub_75.html

 

この2つを今回は比較対象としていこうと思います。

 

てか、見ればわかるポイントが1つありますね。

 

固さです

 

これがこの2つを使い分ける最重要ポイントとなります。

 

私のイメージでは

 

グリスは長期的に保持させてパーツを守るもの

 

オイルは動作を一層スムーズにさせるもの

 

このように棲み分けております。

 

それを念頭に置いてそれぞれを見てみると

 

グリスはこのように固いですよね。

 

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ひっくり返しても落ちないです

 

これによりグリスは流れ落ちることが少なくなります。

 

逆にオイルはこのように

 

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液状になっており、これを塗布した場所もグリスよりも駆動抵抗が少ないのでよりスムーズな動作を実現できます。

 

どこにどっちなん?

 

んで、特徴がわかったとて使う方が分からなければ意味がないですよね。

 

絶対覚えてください!

 

チェーンってめっちゃ動きますよね?

チェーンはただのひとつの金属の塊ではないんです。容易に数百にも達する細かい金属のパーツの集合になります。もちろん細かいパーツの集合なのでまた、そのパーツ同士のクリアランスも極小であるといえます。

 

そんな中にグリスを入れると…

察しの良い方ならもうお分かりですよね?

 

隙間という隙間に入り込み、あっという間にチェーンの形が消えて失せます。

それによりチェーンがチェーンリングやスプロケに全くかからなくなることも。

 

 

逆にグリスが入っているはずのカップアンドコーンのBB。

そこにオイルをさすとどうなるか?

水で溶かした絵の具のようにシャバシャバになって本来入っていたはずのワンから流れ出てきます。

 

これらのようになんとなくこれで選ぶと本当にシャレにならないことにもなりかねません。

必ず正しいものを使ってください。

 

てか、一般ユーザー様はグリスは買わんくても問題ないと思いますよ…

 

これら、BBやハブなどへのグリスの供給は不可欠でありますが、これらを行う時は一般的にオーバーホールの時になります。

もちろん乗り方に寄りますが、一般的には年一回程度になると思いますので、グリスだけを買うよりも購入店舗に依頼をした方が安く済んだり、過剰な量のグリスを買わずに済むかもしれませんね!